ぽこママぽこママ

今回は役所広司さん主演、数々の映画賞を受賞して、大注目の『PERFECT DAYS』をご紹介します。


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『PERFECT DAYS』について

2023年日本・ドイツの合作制作されたドラマ映画。

監督 ヴィム・ヴェンダース

第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門最優秀男優賞を受賞。                         2024年第96回アカデミー賞国際長編映画賞 ノミネート                          2024年第47回日本アカデミー賞 最優秀監督賞受賞                             他世界各国の映画賞を席捲!

主演の役所広司さんが日本人俳優としては、『誰も知らない』の柳楽優弥さん以来19年ぶり2人目の受賞です‼

あらすじ



1、               



引用元:Perfect Days公式サイトより

キャスト

平山/役所広司

タカシ/柄本時生

ニコ/中野有紗

アヤ/アオイヤマダ

ケイコ/麻生祐未

ママ/石川さゆり

ホームレス/田中泯

友山/三浦友和

 音楽

・The Animals「朝日の当たる家」1964年

・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド「ペイル・ブルー・アイズ」1969年

・オーティス・レディング「ドッグ・オブ・ベイ」1968年

・パティ・スミス「レドンド・ビーチ」1975年

・The Rolling Stones「目覚めぬ街」1975年

・ルー・リード「Perfect Days」1972年

・ヴァン・モリソン「Brown Eyed Girl」1967年

・ニーナ・シモン「Feeling Good]1965年

 

ロケ地

映画では、様々な場所がロケに使われていますが、特に印象深いのはこのトイレ‼

・代々木深町小公園トイレ

カラフルで可愛いですよね。空室の時は中がシースルーで見えていて、人が中に入ると中が見えなくなるというおしゃれで画期的なトイレです。

作中でも、外国人の方がスケスケトイレ大丈夫?!といった様子に実際に入って中が見えなくなる様子をやって見せるシーンがありました。外から見えてたらと思うと不安になりますよね…

そんなこちらのトイレは渋谷区の公園に設置されています。東京都渋谷区代々木5-68-1

感想・レビュー

視聴した私の感想

何に対して幸せを感じるか、何を求めるのか…

それは人によって異なり、人に左右されるべき事ではないですよね。

人によっては代わり映えせず退屈な日々…でも、見方を変えれば些細な日々の中でも幸せを見つける事も出来るんですね。

トイレ清掃員という仕事も、偏見を持つ人はいるんですよね…

公園で迷子になった男の子と手をつないでママを探していると、子供を探していた母親が平山さんは完全無視で子供の手を除菌シートで拭いたり、姪を迎えに来た妹からトイレ掃除しているの?と言われたり…

(この時手渡していた手土産は鎌倉紅谷の紙袋です!クルミっ子かな?おいしいけど、人気でなかなか買えないんですよねー)

役所さんがなんとも言えない悲しげな表情をするんですよね。

突然あらわれた姪のニコの存在は孤独な平山さんにとって、特別な存在だったのかな。

ほとんど言葉を発さない彼がニコとは楽し気に会話をしていて、お互い気持ちを通じ合っている特別な空気感を感じました。

ニコにとっても、おじさんとの時間は大切な時間ですよね。母親の目を気にせず連絡取りあえるような関係になっていけばいいなと思います。

 

あと、石川さゆりママがとても素敵で魅力的でした!

スナックのママとして歌を披露してましたが、さすがの美声でしたね。

あんなママがいたらおじさん達は通ってしまうんでしょうね(笑)

 

作中たびたび登場するの描写。

平山さんの心情のゆれる様子を表しているのでしょうか。

スカイツリーを見上げる景色と、彼のコレクションのカセットテープからの音楽のラストシーンが美しかったです。

Xでの視聴感想

 

毎日を丁寧に生きるってなかなかできないことですよね

凄く良かったの一言ですよね!

平山さんの過去が気になりますよね。はっきりとした描写はないけど、何かありそうです…

役所広司さんだから説得力ありましたね。

セリフのない寡黙な役を演じ切る役所広司さん。やっぱり日本を代表する役者さんですね!

まとめ

作中で平山はトイレ掃除の仕事をしていますが、役所広司さんはこの役の為にトイレ掃除の研修を受けていたようですね。掃除の手つきがすばらしいです。1日2日で身につくものじゃないですよね。

役所広司さんの語らない演技に是非注目してご覧ください!

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