
今回はプライムビデオで配信が開始された2023年話題の映画『怪物』についてご紹介します!
視聴した感想
私の感想(ネタバレなし)
最初、同じ母親として母親目線でずっと見ていました。
母親に感情移入した状態から中盤、後半と話が進んだ時のあまりの落差に驚きました。
子供に何かあったら?と思うと暴走してしまう気持ちも分からなくない!というか、そうなっちゃうよなー、と考えさせられました。
視点をかえると全然違うって、現実社会でもそうなのかな?
母親目線では、のらりくらりとしていて、いかにもダメ教師だっだ担任。
でも、担任の視点では、子供の事を想い行動する彼の姿がありました。しかもモンスターペアレントの存在により、人生が狂わされていくとは…
ここまではないにしても、自分や自分の近い人の言葉だけをうのみにして真実は気づかないままという事もあるのもしれないと考えさせられました。
映画のキャッチコピー、〈怪物だれだ?〉の答えは…見る人にゆだねられているのかな。
つまらないの⁈
正直、すごく面白かった!というタイプの映画ではないとは思います。
好き好きもありそう…でも、見てる時、見た後、すごく考えさせられる良い映画でした。
是枝監督の独特の世界観、是非体感してみて欲しいです。
ネット上のレビューは?(ネタバレなし)
怪物とは誰か。開始30分で憤りがピークに達したが映画が進むにつれ、自分が偏った見方しか出来ていなかったことがわかりハッとした。今大人な我々が、星川くんや麦野くんが幸せを手に入れられるような、そんな世界にしていかないといけないんだよな。すごい映画だった。#cha映画記録 pic.twitter.com/cWNMYjZhkr
— ℎ (@J_drara) January 11, 2025
本当に、見る視点によって全然違う見方になるのが驚きましたよね。
是枝裕和監督『怪物』を観たんだけど…こんなに感情を揺さぶられた映画本当に久しぶりだった。
映画館で見ればよかったなぁ— ダズビー (@nicodaZzz) January 6, 2025
映画館で見た後って、独特の高揚感がありますよね。
映画「怪物」
やっっっっと観た
良い意味で期待を裏切られた 名作すぎる隅々までクオリティが高いよ
おれが好きな要素詰まりまくってた割と軽率にオススメ出来るかも
ぜひ観てください アマプラにあります pic.twitter.com/5kRSuHTEM2— おめめ⊙⊙ (@Omemdms) January 13, 2025
入り込んじゃいますよね。見て損はないと思います!
映画『怪物』について
監督 是枝裕和×脚本『花束みたいな恋をした』の坂本裕二×音楽『ラストエンペラー』の坂本隆一
是枝監督と脚本の坂本裕二は以前から相通じるものを感じていたようですね。
子供の境遇、家族関係、シングルマザー等取り扱う題材に共通の物があり引き寄せたのでしょうか?
ついに今回『怪物』で最強タッグが実現し、第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で脚本賞を受賞しました。
監督
是枝裕和(これえだひろかず、1962年6月6日)日本の映画監督、脚本家、映画プロデューサー
『誰も知らない』(2004)柳楽優弥
『そして父になる』(2013)
『海街diary』(2015)
『万引き家族』(2018)第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞
手がけた数々の作品が大ヒットしている是枝監督。社会的に関心の高い題材を取り扱う監督ですが、
かつてのインタビュー記事で「映画を通して、社会を変えたいわけではない」という言葉がありました。
その言葉の通り、見る人に関心を与えて考えるきっかけを与えてくれるような作風が特徴的です。
国際的な評価も高い点も注目されるポイントですよね。
キャスト
麦野早織/安藤サクラ
保利道敏/永山瑛太
麦野湊/黒川想矢
星川依里/柊木陽太
鈴村広奈/高畑充希
伏見真木子/田中裕子
ストーリー
息子と二人暮しのシングルマザーはある日、愛する息子の異変に気付く。
重い口を開いた息子の口から出たのは、新任教師からの暴力を受けたという衝撃的な言葉…
母親は学校に乗り込み、教師から話を聞こうとするが、のらりくらりとする校長や学校の対応に不信感を
募らせていく。
そんなある日、学校で喧嘩が起こる。
登場人物たちの食い違う主張。果たして誰が正しく、だれが嘘をついているのか⁈
まとめ
いかがでしたか?
アマゾンプライムで配信が開始された映画『怪物』。
深い人間ドラマとベテランキャストとの圧巻の演技にも注目です!
映画『怪物』の世界観を是非体感してみて下さい。